こんにちは、たっきーです。
こどもたちの写真や動画の保存先というのは、なかなか頭を悩ませる問題です。
基本は、「クラウドに保存」だと思うのですが、クラウドは、保存容量の制限という永遠の問題があります。
写真については、Googleフォトという最強のクラウドサービスがあるため、超高画質にこだわらないのであれば、容量制限なしで無料で保存することができます。
問題なのは、「動画」。
容量が写真に比べるととてつもなく大きく、そのため、Googleフォトであっても、保存できる動画の長さに関する制限があります。
これをなんとかできないものか。
そこで出てくるのが、「Youtubeに非公開で動画を保存する」という手法です。
Youtubeとは言わずと知れた動画配信サービス。
動画配信サービスですので、もちろん、動画をアップロードして保存することは可能です。
通常は、動画を公開することになるのですが、Youtubeをアップロードする際に、次に3つの条件を選ぶことができます。
- 公開:全員が見られるようにする
- 限定公開:リンク先を知っている人のみ見られるようにする
- 非公開:基本は非公開。許可したGoogleアカウントを持っている人は視聴可能
ポイントとなるのは、この「非公開」でアップロードするという点です。
この非公開を選択してアップロードした場合、自分以外には自分の許可したGoogleアカウントを持っている人しか自分がアップロードした動画を閲覧することはできません。
気になる容量制限ですが、15分の動画までアップロードすることができます。
また、この制限もここの手順に従えば、15分以上の動画もアップロードすることができるようになります(最大サイズは128GBもしくは12時間のいずれか小さい方という制限はある)。
しかも、ここが重要なポイントですが、最大容量というものがありません。
何本でも動画はアップロードし放題になります。
そりゃそうですよね。
動画のサービスなので、むしろ、どんどん動画をアップロードしてもらいたいですから、アップロードの制限なんぞありません。
しかも、非公開なので、他人にアップロードした動画を見られる心配もいらない。
Youtubeへの動画のアップロード方法ですが、非常に簡単です。
例としてiPhoneでアップロードする場合を説明します。
- Youtubeアプリを起動
- 上にあるビデオカメラのアイコンをクリック
- 動画の選択画面になるので、アップロードした動画をクリック
アップロードした動画の視聴方法は、下記になります。
- Youtubeアプリを起動
- 右下の「ライブラリ」を選択
- 「アップロード動画」を選択
- アップロードした動画一覧が出てくるので、閲覧したいものを選択
無料で容量制限なしという点だけでも魅力ですが、Youtubeに動画を非公開でアップロードする利点はこれ以外にもあります。
まず、動画の再生画質が選べるということ。
クラウドサービスに動画をアップロードした際によくあることが、動画をクラウド上で再生しようとした際に、画質を選ぶことができないので、なかなか再生が始まらないという事態です。
クラウドが基本、データを保管するという目的で設計されているからということもあるんだと思います。
その点、Youtubeは、そもそもが動画配信サービスになりますので、動画の再生に関してはまったく問題ありません。
画質も選ぶことができるので、なかなか再生が始まらなければ画質を落として再生するという柔軟な運用も可能になります。
アップロードが非常にスムーズではやいというのも魅力のひとつ。
クラウドに保存する際、動画という大きな容量を持ったファイルをアップロードしようとすると、かなり時間がかかってしまうという場合もあります。
Youtubeの場合は、そんなこともなく、やってみれば一目瞭然。
非常にはやいです。
このアップロードがはやいというのは、日常的に使い始めるとメリットがよくわかると思います。
また、クラウドとして使うとなると、アップロードしたファイルを再度、ダウンロードすることができるという機能も必要不可欠だと思います。
Youtubeの場合、これもクリア。
PCを使えば、動画の再度のダウンロードが可能になります。
デメリットを挙げるとすると、動画の背景に流れている音楽によっては、動画が視聴できなくなる場合があるということでしょう。
Youtubeは、自動的に著作権関連のチェックをする機能がついているようで、例えば、動画の背景でテレビがうつっており、そこで著作権がらみの映像が映りこんでいると、例えば、音声が出なくなったりということがおこる場合があります。
まあ、必ずそうなるということではないんですが。
私も、500本くらい動画をあげていますが、音声が出なくなったのは1本だけですね。
Youtubeにだけしか動画をアップロードしておらず、音声が出なくなったりすると、ちょっと悲しい事態になってしまいます。
それだけは注意しましょう。
また、大量に過去動画をアップロードすると、昔の動画を見たいと思ったときに、なかなか昔の動画に行きつかないという問題もあります。
上記でしめした方法でアップロードした動画を見ていく場合、新しいものから順次、並んでいきます。
そうなると、昔アップロードした動画については、行きつくまでに非常にながーくスクロールもしくはページ移動する必要が出てきます。
基本は、最近アップロードした動画を見ることが多いと思うので、それほど問題にはならないと思うのですが、昔の動画を見ることが結構ある人にとっては、ちょっと使いづらい仕様です。
ただ、無料で容量無制限、しかも動画の再生用に出来ているUI。
Youtubeへの動画の非公開アップロード、おすすめです。
ではでは、たっきーでした。